ライズマネー

キャッシングは使い方により便利な反面、過剰な借り入れによって起きる返済不能、自己破産を招く恐れがあります。正しいキャッシングを行うために、下記の点に注意が必要です。

■借入の目的をしっかりと持つ

旅行、自動車購入の頭金、結婚式の資金、急場のつなぎ資金等…、明確な目的を念頭に入れ、借入することが大事です。

■しっかりとした返済計画

借り入れをする前に、どうやって返済していくか計画を立てましょう。自身の収入と支出を把握し、無理のない返済計画を立てることで健全な借り入れが出来ます。毎月の返済額がいくらになるのかをしっかりとシミュレーションし、バランスの良い返済をしましょう。

■必要な書類を用意する

借入時に必要な書類は各社で違いがありますが、すべての会社に共通した必要書類が本人確認証(身分証明書)です。現住所が記載されてる運転免許証、パスポート、健康保険証、マイナンバーカード等…が本人確認証となります。借入希望金額が高額になるにつれ源泉徴収票、数か月分の給与明細、住民票といった書類が追加で求められる場合があります。スムーズな借り入れを行う為に、借入前に各社に確認を取っておくことをお薦めします。

■キャッシングって何？

個人的な様々な事由により借入を行うことを言います。原則として保証人・担保が不要なサービスになります(会社またはサービスにより必要な場合もありますので、申し込みの前に必ず確認をして下さい)。

キャッシングには利息が掛かります。キャッシング会社によって違いますので、確認の上借り入れを行いましょう。現在は2010年の貸金業法の改定により、20％を超えて利息を取ることが出来なくなりました。

■おまとめローンって何？

複数の会社からキャッシングを利用している人は、毎月の返済日の把握、支払金額等、毎日お金のやり繰りでとても大変な思いをしています。そんな方にお役に立つのがおまとめローンです。複数の借り入れを一つにまとめることで、返済日が月に一度になるだけでなく、結果的には支払利息や毎月の支払金額も安くなります。なによりお金の悩みから解放され、心にゆとりが生まれてきます。

■信用情報機関について

借入時に記載する申込みに虚偽がないかを把握するために、会社同士で信用情報の共有を行い、より正確な情報を捉えるようこの情報の共有を行うために設立されたのが信用情報機関です。

(1)全国信用情報センター連合会(全情連)→キャッシング専業会社、商工ローンが加盟する国内最大の機関。
(2)全国銀行個人信用情報センター→銀行及び政府関係金融機関等が加盟出来る機関。
(3)株式会社シー・アイ・シー(CIC)→流通業・信販・クレジットカード業が加盟する情報機関。
(4)株式会社シーシービー(CCB)→外資などのキャッシング会社が設立した機関。

上記で全国銀行個人信用情報センターとCIC、全情連の3者間では事故情報、申告情報だけは共有しています。事故情報が登録されることを俗に「ブラックリストに載った」と言います。

■返済に遅延が発生した場合

うっかり返済が遅れてしまった場合には速やかに連絡しましょう。そうすることで借入先の会社から何らかの指示が有ります。何も連絡しないでそのまま放置すると、後の借入や支払いで不利になる場合がありますので注意しましょう。